各地に散らばる味噌汁の郷土料理

じゃっぱ汁

2020年09月15日 11時35分

じゃっぱとは、雑把(ざっぱ)の崩れた青森の言葉で、津軽弁で魚の頭や骨付きの身のことです。 これは魚のアラになります。ですから平たく言うと、アラ汁なのです。 この地方では通常、鱈を使っています。鮭を使うと北海道の三平汁と似たようなものになります。 骨に付いた魚の身をしゃぶり取るように食べるのが、美味しいじゃっぱ汁の食べ方です。

材料(2人分)

・鱈のアラ:200g

・白子:100g

・ごぼう 細1/4本

・白菜 2枚

・しめじ 1パック

・大根:100g

・長ネギ:1本

・昆布

・酒 1/2カップ

・塩

・赤味噌

・砂糖

・みりん

1.鱈のアラをぶつ切りにして塩を振って、1時間くらい置いておきます。

2.アラを水で洗って、熱湯に湯通ししておきます。

3.白子にも塩を振って5分くらい置いておいてから熱湯で湯通ししておきます。

4.大根は3センチ前後の厚切りにしておきます。

5.昆布と水を鍋に入れて出汁を取り、酒を加えます。

6.ごぼう、大根、白菜、しめじを入れて火が通るまで煮ます。

7.野菜に火が通ったら、アラと白子を入れます。灰汁を取りながら煮込みます。

8.沸騰したら赤味噌、砂糖、みりんを味見をしながら少しずつ溶き入れます。

9.長ネギを入れて柔らかくなったら完成です。